なるべく削らない虫歯治療

一度削ってしまった歯はもとに戻すことが困難です。詰め物と歯質のわずかな隙間からむし歯菌が侵入し、いずれはまた虫歯になります。その虫歯を治すためにまた虫歯になり、さらに歯を削り、詰め物のサイズが大きくなり、歯質を失った先にいずれは抜歯へと至ります。
そのため当院では、なるべく削らない治療を目指しています。虫歯の状態によってはどうしても削らなければならない場面も出てきますが、薬剤を塗って様子を見ながら治療を進めていきます。治療後も半年後、一年後とX線撮影をしながら経過を追って観察していきます。何より大切なのは、「虫歯を早期に発見して治療」ではなく、「虫歯にならないように予防」することです。
症状の状態確認だけではなく、しっかり話を聞きながら一緒に治療していけたらと思いますので、お気軽にご相談ください。

親知らずの抜歯

福岡大学病院の歯科口腔外科で研鑽を積んだ経験を活かして、親知らずの抜歯にも力を入れています。親知らずは前から数えて8番目の歯で、20歳前後に生えてきます。親知らずが虫歯になってしまい器具が届かない場合や、周囲の歯肉が炎症を起こして痛む場合、横向きに生えた親知らずが手前の歯を押して歯並びが悪くなる恐れがある場合など、親知らずの抜歯が必要な場合はいくつかあります。
 また、年を重ねるにつれ、親知らずの根っこと周囲の骨とが癒着し、抜歯が困難になるケースがあるので、抜くなら若いうちをおすすめします。しかし、歯磨きが問題なくできていたり、口腔内環境に悪影響がなければ抜く必要はありません。状態を見ながらどうしたいか決めていけたらと思います。
 当院では、必要な場合は歯科用CTを用いて精査し、安全に手術を受けられるようにしています。同時に抜歯後の痛みや腫れ、麻痺などの可能性についても、しっかりと説明を行った後に手術へと移りますので、不安なことや不明点は小さくても何でもお申し付けください。

美容診療

当院では、ホワイトニングや詰め物の自費診療、歯列矯正などの自費診療にも力を入れております。ホワイトニングは薬液によって歯に付いた色を落とすだけでなく、漂白作用がありますので本来の歯の白さよりより白くすることが可能です。また、セラミックのかぶせ物も取り扱っているため、見た目に違和感がない事はもちろん金属アレルギーの心配がなく劣化しにくいという特徴があります。
当院では歯列矯正を行っておりますので歯並びを良くし噛み合わせを整えることで食事がよく噛めるようになり顎関節症の負担も軽減する事ができます。
また歯並びが悪いと歯磨きが難しくむし歯のリスクが高まりますが、歯並びが良くなると歯磨きもしやすくなり結果的に口内環境が良くなるとも言えます。
口内環境をより良いものにするために選択肢の一つとして保険外診療を提供しています。どの治療においても患者さま一人ひとりに寄り添えるよう会話や説明を重ねて施術に移ることを心掛けております。

ホワイトニング

当医院では、ホワイトニングの施術に力を入れて取り組んでいます。歯を白く見せるには、セラミックやラミネートべニアなどの被せ物を使う方法もあります。これらにももちろんメリットは数多くあり、歯の欠けや形状の不足を補うには優れた施術であると言えます。

しかし、白さだけを求められている患者さまに対しては、ホワイトニングがお勧めです。それは歯を削ることも、被せ物や詰め物を付加することもなく、歯の透明度を上げることで美しく見せる施術方法だからです。ホワイトニングは薬液によって患者さまの歯に付いた色を落とすだけでなく、漂白作用がありますので、患者さま本来の歯よりも白くすることが可能です。また、費用的にもセラミックなどを入れられるよりはお求めやすいと思います。

歯を白くしたいとお考えの方はぜひ当医院にお問い合わせください。

矯正歯科

一般的に矯正治療というと、見た目をよくすることにフォーカスを置かれている方が多いと思います。もちろん、歯並びの悪さを気にされている方にとっては、外観をよくすることで笑顔に自信を持てるようになるなどの大きなメリットがあり、重要な要素であることは間違いありません。きっかけは見た目をよくすることでも、当医院としては矯正治療は噛み合わせを整え、より健康になるために行う治療、という意識を強く持っています。

どれほど歯並びが良くても、噛み合わせが悪ければ、さまざまな問題が発生します。食事の際にきちんと噛めないと消化吸収に悪影響があることは明らかです。特定の部分だけに力が集中することで、不必要に歯に負担をかけ、むし歯になりやすい、ということもあります。

当医院では、見た目だけでなく、体に優しい矯正治療を念頭に置いています。できることなら負担が少ないお子さまの時から矯正を考えられることをお薦めします。